SUSE Linux Enterprise Desktop

SLEDとopenSUSE

冤罪というものは、どんなところでも発生する。遅くて使い物にならないとSUSE Linux Enterprise Desktop(SLED)を断定してしまったが、原因は他のところにあった。PS/2とUSB変換ケーブル単体か、KVMとの組み合わせが悪いらしい。INTELトラブルシューティングのページにも、似たような事例が載っている。僕の場合、USBマウスを別に接続したところ、これが普通に動作。キーボードの動きについては、ちょっとぎこちないものの、USBマウスで補えば、使えるレベル。
これに気をよくして、ソフトウェアアップデータを次々に実行。なんと304もアップデートする必要があるらしい。しかし一難去ってまた一難というか、好事魔多しというか(それほど好事じゃないけど)、ネットワークデバイスが認識しなくなってしまった。これじゃアップデートできない...。CtrlキーとAltキーと同時にF2キーを押して、コンソールモードで、どんな状態なのかを探っているところだけど、見通しは暗い。新品のデスクトップPCであるものの、元々SLEDのバージョンが10.1とひとつ前のものなので、捨てるという選択しもあるのかな。
手元にOSCで頂いたopenSUSE 11.1のDVD-ROMがあったりするので、オープンソースなだけに気持ちはすでにこれに向かっているかも。となると、SUSE Linux Enterprise Desktopのアドバンテージって何になるんだろう。ひょっとしてオープンソースのビジネスモデルというパンドラの筺を開けてしまったか。