SLEDにNICドライバをインストール

思うところあって、開けかけたパンドラの筺をとりあえず封印。
SLEDを捨てることはいつでもできるし、NICが動かないからと諦めることもいつでもできる。でも、TBSラジオの身の上相談でも言っているとおり「諦めは愚か者の結論」ということで、openSUSEに乗り換えるにしても、NICドライバをインストールして、きちっと動くことを確認してからにする。なんてかっこいいことを言っても、そう思ったのは、偶然にここで見つけたドライバのhowto.txtにコンパイル(compile)の文字があったから。これは製品といっても、WindowsじゃなくLてLinuxなんだということを思い出させてくれた。
ウィンドウベースで簡単にやろうとしたけど、キーボードがカナキーのまま英数字にならないので、コンソールで以下の手順で作業。

1. zip2ファイル(r8168-8.006.00.tar.bz2)を/usr/local/src/netにコピー。
2. コンソールを起動。
3. 最初に旧モジュールを削除。
   # rmmod r8169
4. tarballを解凍。
   # tar -vjxf r8168-8.006.00.tar.bz2
5. ディレクトリを変更。 
   # cd r8168-8.006.00
6. モジュールをコンパイルしてインストール。
   # make clean modules
   # make install
   # depmod -a   
7. 新モジュールを起動。
   # insmod ./src/r8168.ko
8. カーネルに新モジュールを登録。
   # cd /etc/sysconfig
9. kernelファイルの30行目を次のように編集。 
   MODULES_LOADED_ON_BOOT="r8168".
10.システムから旧バージョンのモジュールを削除。
   # cd /lib/modules/2.6.16.46-0.12-smp/kenel/drivers/net
   # rm r8169.ko
11.システムを再起動。

これで起動時にNICを認識して、めでたくご開通 ヽ(^o^)丿