祝koffice2.1リリース

使えるkword

koffice本家の予告どおり現地時間の25日に、koffice2.1がリリースされた。この前のバージョン2.0.xがプラットフォーム版という試行版としてリリースされてから6ヶ月、どのように進化したのか、早速openSUSE11.2で使用。ただし、仕事で常用するには向かず、まだ人柱用だとある。この後にも、頻繁にマイナーアップデートの予定が組まれているので、近いうちにOpenOffice.orgのオルタネーティブとなることを期待。
その前に、koffice2.1リリースするのと同時に、openSUSEでも使用できるようにするという文章を読んだような気がしたが、openSUSEのどこにリポジトリがあるか分からず、openSUSEメーリングリストに尋ねると、1時間もしないで返ってきた。こういうのは、本当に助かる。直接の在処ととともにソフトウェア検索を利用する方法を教えてもらい、後者を試してみると、検索結果でアイコンのクリック一発でインストールできるものが表示されたので、koffice2-2.1.0を確認してクリック。検索結果の最初には、koffice2-2.0.2が表示されるので、注意が必要。KDE4.3プラットフォームの変更からあり、小一時間ほどでアップブレードが完了。
最初にワードプロセッサkwordを試してみたが、最も問題であった日本語入力が解消されている。これで普通に使える。入力が普通にできることで、精神的にも落ち着くなぁ。次に表計算kspreadsheetを使ってみたが、こちらは起動に時間がかかりシートがきちっと表示されるまで待たされる。またシーとの表示までのプロセスが、かなり不安定な状況。運よくシートが表示されても、文字の入力はセルをクリックしてからやらないと入力できない。日本語入力も同じで、使えるが常用できる範囲ではない。他にも多数のアプリケーションが用意されているので、徐々に試していくことにする。