HGST HDT722525DLA380

同僚からハードディスクを貰った。スペックは、250GB/SATA2/7,200rpmと今となっては平凡なものだけど、HGST製というのが、信頼製の面から嬉しい。何より無償というのも嬉しい。こんなものを貰えたは、Windowsをインストールしたところ起動に失敗して、何度かトライしたけど、どうも不安定だから継続的に使用できないと諦めたから。Windowsをインストールしない僕で波動だろうということ。その挑戦受けます。
ターゲットとしたプラットフォームは、MSI WindPC SDでSUSE Linux Enterprise Desktop(SLED)が入ってたもの。これにopenSUSE11.1をインストールすることにする。ハードディスクの換装は、コンパクトフラッシュを内蔵したときの経験を活かして、ものの10分とかからなかった。IDEからSATAになりケーブル等の取扱いは、とっても楽。
openSUSEのインストールは、他のディストロとそれほど変わらない。グラフィック画面の指示に応えてやっていくだけで、インストールできる。ただ、躓いて再度インストールするとなると、何も考えないでお任せはDVDからすべてをインストールするので、とっても時間がかかる。躓いてしまったところは、2ヶ所ほど。

最初のものは、それに気づかずに何度も同じことを繰り返してしまった。もっとエラー表示を読めよなと反省。次のものは、致命的で同僚のいう起動の失敗と同じものと推察。結局、ハードディスクのMBRが壊れているのかな。
次にダメ元でFreeBSD7.2をすることに。こちらは、若かりし頃から賽の河原の石積みのように何度も繰り返しているので、お手の物。ただ、知識が向上しているかというと、そのまま停滞という自信はあるが<そんな自信いらない。ダメ元なので、最小サイズでインストール。ものの15分ほどでインストール完了。これで起動してみると、あっさりシンプルなFreeBSDブートローダ画面が表示されて、ファンクションキーを押して暫くするとログインプロンプトが表示。何の問題もなく成功してしまった。うーん、今までの苦労は何だったんだろう。
もしかしてと思い、再度openSUSEのインストールに挑戦。これはFreeBSDの最小インストールという訳にいかないが、小一時間ほどで完了。これも何度も繰り返したので、再起動の手前までは順調。神様にお願いしながら起動すると、これまたあっさり起動。起動できたのは確かに嬉しいけれども、なんとも気が抜けた。
結局、FreeBSDブートローダがハードディスクの壊れたMBRを強制的に修正して起動フラグを書き込んだところか。WindowsLinuxは、既存の環境を保持するために、かえって壊れたMBRがそのままになっていたのかと。これなら、最初からddコマンドあたりで修復できなかったかなぁ。あらためて、複数のOSを触る重要性を認識した。また、LinuxWindowsに近づいていることも感じて、ちらっと民主党自民党を時節柄思い浮かべた。日曜日をまる一日、これで潰してしまったけれど、得るものは大きかったかな。