10月18日(土)・19日(日)と明星大学日野キャンパスであったOSC2014 Tokyo/Fallで、フリーな健康管理システムGNU Healthのプロジェクト責任者Luis Falcon博士のセミナーがあった。その中で、GNU Healthは社会的災害をなくすためのツールでありエボラもその1つであり最大の原因は「貧困」であるものの、日本の翻訳率は4%にとどまっていると紹介があった。ニュースでは、国境なき医師団としてアフリカでエボラの治療にあたっていた医師が、帰国したアメリカで発症ということが報じられ、中国ではアフリカから帰国した中国人が発症しているというニュースがすぐに削除されと、いつ日本に入ってきてもおかしくない状態。
僕たちにできることってあるかなと考えたら、翻訳ぐらいならできるだろうと。会場はできるなら東京でいちばんお洒落な
コワーキングスペースがいいなと、全然面識のない
PoRTAL Shibuyaにメールしたところ、例外的に無償で貸してくれるという太っ腹。ということで、
facebookに
【緊急】GNU Health日本語訳キックオフということで、10月26日(日)のイベントを作成してみた。最大20名と
PoRTAL Shibuyaに説明していたので、人数がオーバーしたら迷惑がかかるなと思っていたんだけど、そもそも日曜という条件が悪いときはイベントを全面的に公開にするべきで、さらに本来ならば
connpassのようなイベント支援サイトのほうがいいらしい。日本語への翻訳も、
Transifex上のGNU Healthの多言語化でやり、専門用語辞書やレビューは
医療オープンソースソフトウェア協議会(MOSS)が協力してくれる。とりあえず10月26日(日) 12:00〜
PoRTAL Shibuyaで待ってます(はぁと)。
Linuxディストリビューションや地理情報などが関心の中心であったが、こういう医療にも目を向けるきっかけを作ってくれた人に多々感謝。