楽天テクノロジーカンファレンス2014に参加

楽天カードマンに変身

午前中は別件があったので、午後から楽天テクノロジーカンファレンスに参加。品川シーサイド楽天タワーでやるのは、これが最後なのかな。2007年から8年目と続いていて、楽天エンジニアと外部のエンジニアが交流するオープンなイベントとして定着した感があり、英語に触れる機会が少ない外部のエンジニアにとっては心地よい苦痛の場となっている。初期の頃は手作り感満載で、夜の懇親会で飲んでいる隣りでは、三木谷さんが名刺を配りまくってたりしたものだが、いまはそんなことは想像がつかない。
今回のカンファレンスで強く感じたのは、よくも悪くも卒なくまとまっているということで、大きな企業でやるイベントとしてはそうなるのかなと思うのだけれども、ちょっと残念でならない。しっかり技術者のイベントとして機能はしているんだけれども、驚きがないというのかな、例えばOpenStack全盛だからこそこんなのもあって面白いんだぜという、楽天の視点はもっと違うところも捉えている的なものがあってもいいと思う。dockerがあって、chefがあって、pappetもあって、いま流行りの仮想環境ツールは全部揃えてますというのもいいんだけど、それが卒なさを感じさせるんだろうか。
そんな中で、いちばん面白かったセッションは「Hackathon × 湯」という学生が箱根温泉で2日間でプログラミングに集中してアウトプットを出したというもの。優秀賞の2組が発表したけど、どれも可能性を感じさせるもので、学生だってここまでやれるんだという驚きも。自分も頑張らなくちゃと刺激をもらった。きっと求めているものってこれなんだな。
遅れてきて残念だったのは、久しぶりに登場した三木谷さんの基調講演が聞けなかったこと。基調講演だから当然なのかもしれないけど、他のセッションを全部やめてそれ1本というのではなくて、他で三木谷さんに聞かれたくない裏セッションがあってもよかったんじゃないかと。すべてのセッションは映像に残していたから、それはちょっと無理か。