ローカル色豊かなOSC浜名湖

OSC浜名湖に参加した小江戸らぐ一同

イベントをリリースポイントにしようと心に決めたまではいいけど、当日の朝にまだリリーススべきisoイメージができあがらないって、それでいいのかと思いつつ、静岡から浜松まで1時間の小旅行。途中に、越すに越されぬ大井川、元祖安倍川餅の安倍川、大井川鉄道の金谷などと、僕でも知っている駅が並んで飽きない。ただ、撮ろうと楽しみにしていた富士山がまったく姿を現してくれない。近いから見えないこともあるというのを体感して、富岳3776景に投稿できずに残念。
OSC2014浜名湖の会場は、浜松市市民協働センター 2F ギャラリーと昨年と同じところらしい。浜松はなんか見たことある町並みだなぁと思ったら、幾度か来たのを思い出したんだけど、時間軸がズレてて正確に思い出せない。もっと狭い町並みのように思っていたんだけど、かなり広くて名古屋なみ。駅から会場までは10分ほどなんだけど、徹夜明けの身にはちょっとつらいと、合宿参加者はぶつくさ。鈴木@LSSさんのせいではないけれど、ちょっと当たってみる。これが本当の八つ当たり。
いつものように過去のLinuxUserを展示して、今回はセリアで購入したクラフト紙に印刷した小江戸らぐの紹介の配布準備。これは、A5版裏表のものなんだけど、A4版で印刷して半分に切ったもの。大村さんが、小江戸らぐ合宿で小さな裁断機を駆使して切ってくれた。多々感謝。とりあえず30枚を印刷して半分にしたから、60枚しか配布できないなぁと心配したけれど、結果的には半分ぐらいしか配布できなくて、これもローカルなOSCならではのこと。それだけ来場者の方々とはゆっくり話ができたので、それはそれでよかった。
できなかったMultiBoot LiveDVDは、最後までGdNewHat Linuxの日本語表示版isoイメージができずで、諦めてオリジナル版を収録することとして、9つのisoイメージからメニューで起動できるようにしたものを、15時過ぎに完成。すぐに焼く作業に入るが、これがノートPCの内蔵DVDドライブではびっくりするほど遅い。そのためにDVDデュプリケータを購入したんだけど、全然活かされていない。次回は頑張ろうっと。みんなが手伝ってくれて、ライトニングトークが始まる前までに10枚程度焼けて、無理やり配布する。知名度ゼロに近いディストロばかりだけど、使ってくれるとうれしいなぁ。
肝心のOSC浜名湖は、セミナーと展示が同じフロアでこじんまりとしたもの。しかもセミナーが15分単位でいつもの1/3くらいで、次々とテーマが変わって飽きない。全体的には、SNS系サービスのシステムに関するものが多いような気もしたけど、あくまで個人の感想。それをブースで説明しているこちらも聞けるので、いつもはあんな感じのプレゼンをしてるんだと、けっこう参考になる。この15分単位というのは、小江戸らぐのオフの発表と同じぐらいで、どこかのOSCでもそんな感じだったなぁと記憶を辿ったら、2012年のOSC大分で、それほど大きくない地方開催のOSCでは、これがいいのかもしれない。