Porteus3.0の日本語化
Porteus3.0を日本語化するにあたり、日本語化のために必要なものは以下のとおり。これを簡単に生成してくれるのが、gtk-language-section-toolなんだけど、昨日の時点で回避できたよと報告したら、早速 gtk-language-section-toolそのもののバグを修正してくれた。これが、バグと回避の報告をした人(僕)が日本人、バグを修正した人がスペイン人。それを次バージョンで反映するとコミットしたのがブラジル人と、なんともワールドワイドな対応となってけど、みんないつ寝ているんだろう。
- システムの日本語設定
- 日本語入力システムのインストール
- デスクトップ環境の日本語化
- アプリケーションの日本語化
とりあえず生成したファイルを、Porteus3.0のisoイメージを展開してデスクトップ環境を /porteus/baseに、その他のファイルは /porteus/modulesに配置して、/porteus/make_iso.sh で Porteus3.0-ja の isoイメージを生成する。Porteusが起動する際には、base、modules、optional、rootcopyの順に読んでいく。日本語環境は、オリジナルの英語環境を上書きするような形にすることで、日本語化されたようになるけど、実のところはまだまだ不具合が...。
/porteus/base 000-kernel.xzm Porteus本家 kernel 001-core.xzm Porteus本家 core 002-xorg.xzm Porteus本家 X window system 003-lxde.xzm Porteus本家デスクトップ環境 LXDE 003-lxde_locales.xzm 日本語デスクトップ環境 LXDE 04-firefox.xzm Porteus本家ブラウザ Firefox /porteus/modules IPAfont-0308-noarch-1_Ahau.xzm IPAフォント locales-ja_JP.utf-8-i486-1prt.xzm 日本語化システム環境 sazanami-fonts-ttf-20040629-noarch-1.xzm Sazanamiフォント scim-1.4.14+extras-i486-1Ahau.xzm 日本語入力システム Scim + Anthy
とりあえずは日本語表示されて、日本語入力もできて実用に足るレベルまでには仕上げた。でも、通常の仕様に耐えるかというと、足りないものがあってこのままじゃ Porteus-ja としてはリリースできない。残りは、小江戸らぐ合宿でやることにする。でも、OSC浜名湖で配布するのに間に合うのかなぁ。