gtk-language-selection-toolのバグ回避

ja_JP選択するgtk-language-selection-

Porteus3.0の日本語化の前に大きく立ちはだかる言語設定用ツール gtk-language-selection-tool の不具合。なぜ、System encoding の Choose a system language でプルダウンメニューが選択できないのか、自分の無力さを感じながらも、少しずつ縦でも横でももがき続けてみる。自分の強さって"しつこい"ことなんだなぁとあらためて実感するけど、女の子には嫌われちゃうね。ということで、無理やり glibc-2.17 と glibc-i18n-2.17 をインストールしてから、とりあえずコンソールから実行してみると、次のものが表示される。自分からは何もしていないけど、自分のモジュールが、/mnt/loop 以下にマウントされるらしい。

 #################################
 Your module has been mounted at:
/mnt/loop

 You can unmount it by typing uloop

 Here is a list of the files:

Final module will be placed at /tmp/language-files

gtk-language-selection-toolはどこにあるのかなぁと確認してみると、/usr/binにある。さすがに読めないよなぁとダメ元で表示させてみると、なんと読めるじゃない! "Choose a system language"で検索してみると、次の部分が表示された。"ls /mnt/loop/usr/$lib/locale | grep utf8 | cut -d. -fi"という実行文が、けっこう怪しい。先ほどのモジュールをマウントした /mnt/loop 以下を読んで処理をしている。

      <label>"Choose a system language"</label>
    </text>
    <comboboxtext>
      <default>Select a language</default>
      <variable>enc</variable>
      <input>ls /mnt/loop/usr/$lib/locale | grep utf8 | cut -d. -fi</input>
    </comboboxtext>

もしやと思い、/mnt/loopを確認してみると空っぽ。やっぱり...。ということで、コンソールで次のようにして、gtk-language-selection-tool を実行することができた。バグを解決するところまでは行かなかったけど、回避できたのでとりあえずok。やっと日本語環境のためのファイルを構築できたけど、isoイメージはまだまだ。本当にOSC浜名湖までに間に合うのかな。

$ su -
# cd /mnt/loop
# mkdir -p usr/lib/locale
# cd usr/lib/locale
# cp -p /usr/lib/locale/* .
# gtk-language-selection-tool