秋葉原サイクリング

疲労困憊で秋葉原到着

日曜日は、行き当たりばったりの性格から、ふと思い立って川越から秋葉原まで自転車で往復してみた。とりあえずの目的は、震災後に取りあえげられたエネループを安く入手することだったが、秋葉原はまだ単3のエネループはないようで、結局駅前でカレーパンを食べただけで(それはそれで美味しかったんだけど)手ぶらで帰ってきた。徒労感というものを、まさに体感した一日。
新たに入手したGPSロガーGP-101のWindowsアプリケーションを起動してみると、次のように記録されていた。

開始時間 2011/04/17 11:52:56
終了時間 2011/04/17 20:26:50
総時間(時:分:秒) 08:33:54 04:55 pace
移動時間(時:分:秒) 07:01:52 04:11 pace
距離 104.3 km
移動速度 14.33 km/h 平均 40.00 km/h 最大
高度増加 +1686m / -1792m
カロリー 2395.9 KCal

行く前から、和光市から成増周辺は谷になっていて難所だなぁと思っていたが、想像以上にアップダウンがキツクて、行きの体力のあるうちはまだいいが、帰りとなるとかなり萎える。頭の中は、「後悔」の2文字で埋め尽くされる感あり。しかも行きも帰りも道に迷って無駄に距離が延びるだけ、そして目的のエネループもないとなると3連打を浴びる。なぜ、輪行バッグを持っていれば電車に乗れたのにと、これまた後悔。
今回走ってみていろいろ思ったことがあったが、まとめてみるとこんなところかな。

  • 車道と歩道の境がほぼないところで、「歩道を走れ!」という心ないドライバってどうよ
  • 川越街道(254号)は狭くて、歩道は段差が多くて車道は交通量が多いと、自転車は厳しい
  • 埼玉県内よりも都内のほうが、道路の幅も広いし交通量も少なく全然走りやすい

自転車は、もともと道路交通法で、歩道走行の指定がなければ、軽車両として車道を走らなければいけないはずだよね。しかも、それを助手席の子供に言わせる親の神経というのが、なんとも寂しい。
こうして走っているといろいろあるもので、帰りに同僚に偶然会った。その時間、その場所という瞬間というものはあるもんだなぁ。そういうときに、なんとも野暮ったい格好で気の利いた一言もいえないところが、詰め甘なんだよな。旧中山道を走っているときに、高校生の頃にデートした女の子の家もあって、少し甘酸っぱい気持ちになった。今はどうしているんだろうなぁと思い出に浸ったけど、向こうはなかった過去としてさっぱり忘れているんだろう。