openSUSE11.4インストールどたばた

openSUSE11.4デスクトップ

着々とマイルストーンの試験が進められていたopenSUSE11.4が、3月10日に正式にリリースされた。早速インストールしなければと思っていたところに、東日本大震災が起こってそれどころの話ではなくなったが、少し落ち着いたのでインストールして、ここ数週間メインのデスクトップとして使用してきた。
いままでopenSUSE11.3を使用していたので、アップグレードといいたいところだが、不覚にもインストールになってしまった。これまでアップグレードは、レポジトリを11.3から11.4に変更してネットワークを介してやっていた。それよりも、DVDからアップグレードするほうが確実というので、それを試してみた。ダウンロードしたisoイメージをDVDに焼きつけて、それで起動してインストール手順の途中にUpgradeがあるので、それを選択するというもの。そこまでは、遅いなぁと思いつつも順調に進み、アップグレードが開始。2時間程との表示だったので、外出して帰ってみると5時間しても、まだ25%という表示。それから3時間後もまだ25%で、かなり焦る。
結局アップグレードを諦め、DVDの起動メニューにMedia Checkというものがあり、それでDVDを確認してみると、案の定エラー...。面倒くさがりが祟ってバックアップはしていないため、Slax-remixを使用して、openSUSEとは別の領域にとりあえず、/etc、/root、/home以下をすべて退避。改めてDVDを作成してMedia Checkで大丈夫を確認してから、泣きながらopenSUSE11.4をプレーンインストール。その後、少しずつ退避したものをopenSUSE11.4に戻すという作業。これがmozilla系のアプリケーションでは、神経を使う作業だったりする。半日仕事かなぁとタカをくくっていたのが、丸二日どっぷりつかってしまった。
紆余曲折でインストールしたopenSUSE11.4であるが、日本語環境も一部のアプリケーションで入力できないなどまだ完全とはいえない。デスクトップとして使用するために次のことをした。

その他にも、以下のものをインストールした。

印刷環境の構築にも超戦したが、これについては11.3と同じようにできないまま。Canon LBP3300をプリンタサーバNB-C2でネットワークを介して接続というのがマイナーなのかなぁ。一応、NB-C2は純正なんだけど。