Slackwareでscimの起動の停止方法

上記でSlackware標準のインプットメソッドscimを起動しないようにする方法が分かった。/etc/profile.d/にあるscim.shまたはscim.cshが、localeにUTF-8が指定してあると呼ばれるようなことがコメントにあった。そこで、scim.shとscim.cshをrootにmvして再起動してみた。ばっちりscimが起動せずに、これまでscimが自動的にインプットメソッドとなっていたアプリケーションでも、uimが使用できる。
どちらの使用感がいいのか、好みが分かれるところであるが、uim贔屓の僕からでも、英数字と日本語の併用ならばscimに軍配があがるかなぁ。簡単にATOK風にできるところも大きいかな。だとすれば、uimの優位性はどこにあるのかといえば、ずばりコンパクトで軽快。これは何物にも代えがたい。
そう思ったのも束の間、てっきりscimが起動するはずのモバイル環境が、最初からuimが起動して、すべてのアプリケーションに対応。どうしてと昨日したことを振り返ると、scimの文字列があるプロセスをkillしまくった。それでuimに代わったのはいいけど、scimに戻すにはどうすればいいのよ。/etc/profile.dに移動して、次のコマンドを打ってみる。

$ sudo chmod +x scim.*

これで再起動すると、scimに戻すことができた。で、+xを-xにして実行すると、今度はuimにすることができる。これで再起動しなくちゃいけないのは煩わしいけど、何とかコントロールできたことにしよう。でも、最初にアプリケーションによってはscimになったりuimになったりというのは、どういう設定になっていたんだろう。謎だ...。