openSUSE11.2のアップグレード成功か
キーボードとマウスが反応しない状況を、日本のopenSUSEメーリングリストに投げた。数時間もしないうちに、松本さんからレスが。それによると、openSUSE11.2からxorg.confを使用しなくなったので、以前の11.1のxorg.confが残っていると、このxorg.confが影響して反応しなくなるかも。ということで、Ctrl + Alt + F2 などでコンソールにして、xorg.confを変更してみてはと、ありがたいお言葉。こういうコミュニティがあると、Linux初心者には力強いよね。
家に帰ってから早速試してみたが、残念ながらコンソールにはならず。まぁキーボードが何より無反応なのだから、どんなキーを押してもコンソールにはならないだろうなぁ。一縷の望みだっただけに、他にすることが浮かばない。やはり最初からインストールするしかないかなぁ。でも、その前にGoogleでもう一度、検索ワードを入れてチャレンジ。「openSUSE 11.2 keyboad mouse」であっさり、Keyboard & Mouse not responding 11.2を発見。なんでいままで見つからなかったんだろう。
しかし、ここでもfresh installとか書いてあり、これはもう再インストールかと思ったら、しっかりX11.0.logを追っている人はいるもので、次のエラーメッセージが出力されていると指摘があった。
(WW) AllowEmptyInput is on, devices using drivers 'kbd', 'mouse' or 'vmmouse' will be disabled. (WW) Disabling Keyboard[0] (WW) Disabling Mouse[1]
このメッセージに対応するには、xorg.confのServerLayoutセクションで、AllowEmptyInputオプションをオフにすればよいとのこと。このセクションで、次のように太字の行を追加。
Section "ServerLayout"
Identifier "Layout[all]"
InputDevice "Keyboard1" "CoreKeyboard"
InputDevice "Mouse1" "CorePointer"
Option "Clone" "off"
Option "Xinerama" "off"
Option "AllowEmptyInput" "off"
Screen "Screen[0]"
EndSection
これで再起動すると、これまで固まったままのキーボードとマウスが反応。動いてしまえば何でもないことだけど、けっこう心労の多いアップグレードとなった。
そして、追い打ちをかけるように新しいopenSUSE11.2のシックなデスクトップ画面をアップしようとしたら、11.2をダウンしているときの11.1の画面がサーバにアップされたらしくて、これがなかなか変更できなくてさらに鬱。これは、すでにサーバに画像がアップされていて、キャッシュとなったものをどうかしないと変更できないんだろうなぁ。ネタがネタを呼ぶ負のスパイラル...。その後、ファイル形式をpngからjpgに変更して、画像の入れ替えに成功。