『コネクト』の刊行記念セミナーに行ってきた

最終ゴールはイノベーション

昨夜は、提示で仕事を終えて四谷区民ホールでO'REILLY主催の「『コネクト』の刊行記念セミナー」があったので行ってきた。300人のキャパで申し込みは80弱と、さらに雨だったためか実際にはもっと少なかった。講師は、この『コネクト ―企業と顧客が相互接続された未来の働き方』の監訳をしている野村恭彦氏で、フューチャーセッションを主宰している。
これまでのピラミッド構造化した分割型企業ではなく、コネクト型企業になり、個々が本当の目標を理解して自律分散した柔軟な動きをして、中でも外でも継らなければ、確固たる会がないような社会では対応できないということ。工業化した社会が次に向かうのはサービス化で、個々へのサービスは均一ではないのでそうだなと思う一方で、日本の社会は受動型でサービスという目に見えないものに対価を払わない文化で、その中で実現するのは難しい。その辺りを質問してみたけど、それこそ明確な解そのものはないということだったが、チカラ(影響力)のある本当の顧客にアプローチしてみてはという提案をいただいた。僕にとって本当の顧客って誰だろう。まずはそこから探してみるか。
コネクトの最後のスライドは、社会イノベーションをコネクトすることで起こるというのもで、できればITでイノベーションを起こしやすい社会構造を作りたいと思っているのだが、そもそもイノベーションって宝くじに当たるようなものだと言われたことがあって、そんなことが簡単にできれば楽なことはないと。そうなのかもしれないが、ITを利用すれば当たる確率が少しは大きい売り場を見つけられるかもしれないと、そんなことを思いながら帰路についた。