GPSロガーHOLUX m-241復活

年季の入ったm-241

悲しいことは立て続けに起こるもので、この7月末に遠出をするときにGPSロガーHOLUX m-241を起動しようとすると電源が入らない。電池がヘタっているのかなぁと思って当たらしいものにしてみたが、全然ディスプレイが点灯しない。経年劣化のためか挙動不審な状態が続いていたのだけれど、出発時に慌てて落としたのが致命的だったらしい。
以後、いろいろなだめりすかしたりしてみたのだけれど、蘇ることはなかった。というわけで、壊れたらならば分解してみるかということで、まずはトレードマークである黄色のカバーを剥がしてビスがあるかどうかを探してみる。どこにもなくて、ただ填めているだけのよう。無理やり接合部分に爪を入れると、途中までは持ち上がるけれど、蓋が取れるまではいかない。何度となく試したけれど、その先に進めずに挫折。
とりあえずUSBケーブルを差し込んでみるかと、WindowsのPCから延びているUSBケーブルにm-241を繋げると、あっさりディスプレイが表示。あれれ…。今度はケーブルを抜いて、あらためてスイッチを入れると、何事もなかったように復活。いままでの死んだような休眠状態は何だったんだろう。電気を通して復活なんて、フランケンシュタインかよと、思わずツッコミを入れたくなる。さらに5Vという中途半端な電圧で復活という弱電体質が、オーナーに似ていて憎めない。
無理やり剥がした黄色のカバーを元に戻したけれど、皴がよってヨレヨレになってさらに年季が入る。まぁ、これでマッピングパーティに参加できるから、よしとするか。
実は、これが壊れたらeBayから、このm-241サイクルコンピュータにもなるGPSport245を台湾から購入しようかと思っていたのだけれど、もうちょっと様子が見れるかな。いや、円高のうちに購入すべきか、迷える子羊モード。