気になる10インチ中華Pad

気になる10インチ中華Pad M9005

タブレットといえば、AppleiPadの一人勝ちの状態。そういうのはあまり好きなことではない天邪鬼な身としては、ここは中国製パッチモンの中華Padで風穴を開けたいところ。秋葉原でも7インチの中国製のタブレットが多数見かけるが、実用面では10インチは欲しい。最近になり、いくつか10インチも出始めた感はあるものの、デザインやスペックがいまひとつで、とくにデザインが微妙なところから購入を躊躇っている。この微妙感は、液晶ディスプレイを囲む枠の太さがひとつにあると思うのだが、思いっきり細いものなど出ないかと期待している。やはりユーザとしては本家を凌駕するような斬新なデザインを望むところだが、それで注目を浴びても、叩かれるし真似されるしで旨味がないのだろう。
具体的なターゲットになりそうなタブレットは、ZENITHINK ZT-180というもので日本でも2万円前後で売られているが、あきばお〜で取扱いを中止にしたということなので、これは何かあるのかもしれない。
2ch低価格Androidタブレットなどを巡回して新しい10インチ中華Padの情報は探っていて、おもしろそうなものを見つけた。Shenzhen factory製M9005というもので、10インチのサイズに必要な機能は収められて、510gの重量に抑えられている。枠の太さは我慢できるギリギリぐらいだが、なぜか赤い縁取りがされていて中華っぽいテイストを醸しだしている。主な仕様は、以下のとおり。

  • CPU: telechip8902(800MHZ)
  • Display: 10.1"(LED panel touch screen:1024*600)
  • System Memory: 256MB SDROM
  • NandFlash: 4G (can be updated to 16GB)
  • Sound System: built in speaker(1x1w)
  • I/O Ports: 1 USB2.0 ports(OTG), 1 USB for 3G, TF cardreader
  • Network: Wireless LAN 802.11
  • Battery life: Up to 4h of surfing the web using 3G data network
  • OS: Android 2.1
  • Dimension(W*D*H): 20.9X15.9X0.8(1.3)CM unit N.W: 510g

駆動時間が4時間と短いし、感圧方式か静電方式か不明で、重力センサはまずないと欠点をあげたらキリがないが、とても気になる。Aliexpressでは、EMS送料が無料で約198米ドルで販売されているので、85円換算で17,000円弱で購入することができる。もうポチッとするのも、時間の問題。
そういえば、AppleがMacintochでハードもソフトもトータルで供給していたときに、IBMPC/ATを出して、それをCompaqがハックして、いまのPCの世界がある。歴史は繰り返されるになるのか、Appleのリベンジになるのか、これから楽しみ。