slax-ja 6.1.1リリース

本家によると、slax 6.1.1がslax6シリーズの最終版らしい。slackware-currentのデスクトップがKDE4になっていることから、次のバージョンからはKDE4のslax7シリーズになるのだろう。軽薄短小を歌っていたslaxも、徐々に実用的なものになるに従って、骨も太くなり筋肉もついてきたということだろう。油断すると贅肉となるので、注意しなければならない。
このslax 6.1.1は、KDE3の最後のslackware-currentベースで作成されたとあったので、最初に作成する環境を整えようとslackware-currentをインストールしたが、既にKDE4に上がったバージョンだったので、slackware 12.2で作成した。slackware-currentについては、kernel2.6.29のタスマニアデビルが拝めたし、KDE4.2が体験できて重さも実感できたので、よしとしよう。
slax-ja 6.1.1は、slaxの6.0.9と6.1.1のパッケージのdiffを取ったところ、全然変更がなかったので、slax-ja 6.0.9のパッケージを基本的に利用して、キャッシュ等をアップした。フォントの表示形式として、アンチエイリアスを有効にしてフォントDPIを96に設定してみた。これは元々本家の設定で、表示はスムーズになったが、非力なPCでは少し重くなる可能性があるので、どうなるかちょっと心配。主要なパッケージは、6.0.9と変わらず次のとおり。

ここからダウンロードできるので、ぜひslax-jaの軽薄短小を体験してほしい。そして、できれば何でもいいんで意見をもらえるとうれしいなぁ。