ハードディスク換装

常用しているデスクトップPCならば、日々更新して保存してと失いたくないデータが含まれている。そのハードディスクに異音が出たということであれば、換えない理由はない。しかも中古であるならば、なおさらだ。
これから換装するならば、パフォーマンスを考えてインタフェースをIDEからSATAにしても、ハードディスクは安価だからメリットは大きいとアドバイスを職場でもらった。というわけで、秋葉原で500GBのSATAハードディスク、三種の神器というSATAeSATAIDEのインタフェースを持ったPCIカード、それに接続ケーブルを購入。しめて7,950円と意外と痛い出費になってしまった。これで作業に取りかかれると思ったら、なんとSATA用ポートに差す電源ケーブルも必要という。帰り際にビックカメラSATA用電源変換ケーブルを追加購入。今度こそ、これで作業に移れる。
最初にThinkCentreの筐体を開けてびっくり、SATA用のポートがある、しかもSATA電源ケーブルもある。IDEのハードディスクを接続していたのは確認していたけど、まさかSATA対応とは。インタフェースカードとSATA用電源変換ケーブルが無駄になってしまった。焦っていたからとはいえ、確認をしなければと反省。
異音が出たIDEのハードディスクを取り外して、SATAのハードディスクを取り付けただけで起動すると、電源ランプにアクセスランプまで点きっぱなしになって、画面に信号がきていない。つまりBIOS画面にもならない。取り換えるときに、何か壊してしまったかとさらに焦る。試行錯誤を繰り返すこと、涙ぐみながらほぼ一晩。万策尽きたと思ったときに、IDEのハードディスクに付いていたIDEケーブルのポートを、DVDドライブに付けてみたら、DVDドライブとSATAハードディスクとが認識して、BIOS画面も表示された。つまりプライマリとスレイブの関係がどうもよくなかったみたい。そういうのって気がつくかどうかで慣れの問題かも。
その後は、TrueImage9をDVDドライブから起動して、移行作業も順調に。ThunderBirdのデータも完全に元に戻せて、FireFoxのパスワードもちゃんと移行できた。いらないファイルも大胆に処分することができて、まぁよかったかな。