N田邸

28日は明治記念館IPAフォーラム。困るのは昼食で、職員の昼食は用意されていないから記念館内のレストランか外のそれということになる。記念館内のレストランはそれなりの価格帯なので外ということになるが、記念館の周辺は東京には珍しく緑の多いところだが、食べるところは本当にない。
時間がたまたま空いたので、探検をかねて新規開発をすることにした。明治記念館から信濃町に向かうと右に下り坂の路地がある。その途中に豪勢な洋館がある。ひとつひとつの部屋が大きいことが、続く窓の並びから想像できる。こんなところにある洋館に住んでいるのはどんな人だろうということになったが、やはり明治から続く貴族の系譜で、とても一世一代でこんなものは無理でしょうということで落ち着いた。
その洋館っぽい映像が、今日のワイドショーで流れていた。似たようなものがあるんだなぁと眺めていると、屋上にある緑色の木製チェアまで同じ。これってそのものじゃないのと、画面を確認すると、やっぱりそれであった。その洋館の住人は、Ruby発祥の地である松江のホテルの地下に、廃材を違法投棄して硫化水素を発生させて周辺住民に被害を及ぼしたホテルチェーンの前社長のN田氏の邸宅であった。
改めて思うと、きれいに整備された庭にたたずむ洋館は、とてもきれいで品のよさを感じさせた。家は人の品格をあらわすというが、それは嘘という見本かもしれない。あくまで例外ってあるんだなぁと。しかも、しっかり一世一代で建てられちゃうし、思いっきり成金系洋館だなんて、まったく見る目なし。
N田邸の片鱗を確認したければ、こちらのブログで。