CD-RWの完全消去

以前から気になっていたのがCD-RWの消去。消去しなければ新たな書込ができないので、そうしていたけど、なぜか表面にはしっかり書込の跡が。これって完全にデータが消えていないんじゃないのかと漠と思っていた。
今日はじめて、Nero StartSmartを使用してやはりそうなのかと確認できた。このツールには、CDの消去(なぜCD-RWの消去じゃないんだろ)に2つの選択肢があって、高速消去と完全消去。高速消去のほうは、データは物理的に完全に消去できたわけじゃないと但し書き。なるほどねぇということで、いつもは30秒ほどで終わる消去を、あえて完全消去に。うへ、10分以上もかかるのか。
10分後に出てきた表面を見てみると、ちゃんとデータの跡も消えていた。きれいなものである。CD-Rを焼くのは、レーザで表面を焼いて化学変化でフラグを展開させてデータを記録するということで、CD-RWもそうなんだと、目に見える可逆反応ということか。これは物理的に完全ではなくて、化学的に完全にデータを消去というのが正しそう。