モバイル環境SSDの不具合を解消
一昨年の2012年6月ぐらいに購入したAsus X101-CHは、僕のいちばんの相棒。ほとんど毎日一緒に過ごすので、少しでも軽くなるようSilicon Power製の64GB SSDに換装している。システムは、Lubuntu13.10とWindows7 Starterのデュアルブートにしているけど、ほとんどLubuntuを使用している。最初の頃はすこぶる快調だったのだが、ここに来て突然ハングアップして再起動するようになった。最初は数日に1回、やがて1日に1回、さらに1日に数回となって、いつ落ちるのかとハラハラしながらというのは、精神衛生上悪い。そろそろSSDのnandあたりの書き込み回数が限界に達して寿命なのかと、価格.comで物色したりしていた。
それにしても、SSDはどんな状況なのかと気になる。新しいものに乾燥する前にちょっと調べてみた。SSD全体の構成は、fdiskコマンドでは次のようになっている。
Disk /dev/sda: 64.0 GB, 64023257088 bytes ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 7783, 合計 125045424 セクタ Units = セクタ数 of 1 * 512 = 512 バイト セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト ディスク識別子: 0xe348e083 デバイス ブート 始点 終点 ブロック Id システム /dev/sda1 * 2048 59791359 29894656 7 HPFS/NTFS/exFAT /dev/sda2 59791360 74731519 7470080 1b 隠し W95 FAT32 /dev/sda3 74733566 125005823 25136129 5 拡張領域 /dev/sda4 125005824 125038591 16384 ef EFI (FAT-12/16/32) /dev/sda5 74733568 122933247 24099840 83 Linux /dev/sda6 122935296 125005823 1035264 82 Linux スワップ / Solaris
全体がWindows7 Starterだったパーティをんを分割して、Linuxの領域を作ったという王道のやり方。
LubuntuではUUIDでパーティションを設定しているが、簡単にしてみると次のように記述されていた。あれ、これってSSDとしての設定って何もしていないような。前はいろいろやったような気がして確認すると、timeとかtrimについて記述している。
#/dev/sda5 / ext4 errors=remount-ro 0 1 /dev/sda1 /mnt/ntfs ntfs defaults,umask=007,gid=46 0 0 /dev/sda6 none swap sw 0 0
というわけで、智恵の海 Linux SSD の設定を参考にnoatimeとdiscardを追加して、次のように変更。ついでにswapについても、discardを追加。LinuxでのSSD利用の情報ってもっとあるのかともう少し深堀りをしたら、Solid State Drives - ArchWiki - Arch Linuxにきちっと整理されているので。詳しく知りたければこちらがお勧め。それにしても、Arch Linuxはけっこう攻めてる印象。
#/dev/sda5 / ext4 noatime,discard,errors=remount-ro 0 1 /dev/sda1 /mnt/ntfs ntfs defaults,umask=007,gid=46 0 0 /dev/sda6 none swap sw,discard 0 0
これで現在様子をみているところだけど、全然安定している。これまでに1日に数回ハングアップで再起動というのが、嘘のようである。新しいSSDを消費税が 8%になる前にと思っていたんだけど、しばらくはこのままでいいかなぁ。